メールの送受信安定化

9月3日夕方、サーバーを移転しました。これはメールの送受信を安定化させるためです。

前のサーバーでも、通常、メールの送受信は問題なく行うことができていましたが、メールの送信が停止することがまれにありました。メールが送信できずに、送信画面がパソコン画面に残ったままになっている状態です。

特に昨年暮れには、メール送信中の画面がパソコンにいくつも表示されたままになると言う、世も末の様な事態が発生して、これでは使い物にならないと判断して、移転先を探していました。

ちょうど翻訳サービスのサイトで使っていたサーバーの具合がずいぶんよいので、同じ会社の同じプランで別のサーバーを借りることを考え始めていて、今回、機会があり、実行に移しました。

レンタルサーバーというのは、「安かろう悪かろう」で、基本的に、値段に見合った品質になるものです。今から20年前に借りていたサーバーは、月1万円ぐらいのサーバーで、夜中でも電話によるサポートが受けられると言う内容のサービスでした。実際、夜中に電話でサポートを受けたこともあります。しかし、ショッピングサイトなら、夜中のサポートは必須ですが、本学院のサイトの場合、夜中にサポートはいりません。昼間作業をすればいいからです。

その後、2003年前後ぐらいにレンタルサーバーで月200円程度の超低価格サーバーが出てきて、それに乗り換えたのですが、この頃は、今と違い、サイトは表示されればそれでよいという時代でした。メールも無料メールアドレスをよく使っていました。

しかし、時代は変わり、メールはサイトのドメインのものを使うのが当たり前になりましたので、借りていたレンタルサーバーでメールの送受信を行うようになりました。そして、何よりも、単に表示されればよいと言う状況から、高速で表示されなくてはいけないという状況へと変化しました。

こうした時代の変化をうけて、2018年8月に日本で最高速度のサーバーと言われている高速サーバーへ乗り換えました。こちらは月1000円ぐらいのサーバーなので、前のサーバーよりもずいぶん高価です。しかし、1年ほどして、メールに障害が発生するようになりました。障害は極めてまれですが、完全にゼロではありません。稼働率99.99%を謳うサーバーですが、瞬間的にでも接続が切れれば、その瞬間に送信したメールの送信は止まります。

そこで、今回、さらに安定性の高い、実質99.999%の稼働率と言われているサーバーに乗り換えることにしたのです。実は前と同じ会社のサーバーなのですが、こちらは月2000円ほどの法人向けサーバーです。さすがに安定度が違い、メールの送信もずいぶんスムーズです。これなら使えます。ただ、サイトの表示速度は、前とほとんど変わりません。

本学院メインサイトのサーバー史

サイトサーブ 2000年4月~2004年1月

サイトサーブ(2005年頃のロゴ)
サイトサーブ(2020年使用のロゴ)
サイトサーブ ※上が本学院利用当時のロゴで、下が現在(2020年)使用されているロゴ(但し、2020年6月22日をもって新規募集停止)。時代の流れを感じますね。
2000年4月~2004年1月
サーバー利用料金:月額1万円ほど
契約容量:150MB

XREA 2004年1月~2018年8月

XREAの2004年当時のロゴ
XREAの2020年現在のロゴ
XREA ※上が本学院利用開始当時のロゴで、下が現在(2020年)使用されているロゴ。この間、契約容量は2Gから100Gへ増加。実は、値段の割に、表示速度は結構速い方です。ただ、現在は改善されましたが、当時、サポートがほぼ皆無でした。しかし、サーバー代が大幅に安くなって、喜んでいました。
2004年1月~2018年8月
サーバー利用料金:月額約200円(年額一括払いの場合)※有料版の「XREA Plus」を利用。
契約容量:2G→100G

エックスサーバー 2018年8月~2020年9月3日

エックスサーバーのロゴ
日本で最高速のサーバーと言われるエックスサーバーへ移転
2018年8月~2020年9月3日
サーバー利用料金:月額約1000円(年額一括払いの場合)
契約容量:200G

シックスコア 2020年9月3日~

シックスコアのロゴ
超安定サーバーへ移転。契約容量は大幅に減りましたが、元々、サイト自体は50MBもないので、問題ありません。実際、容量を食っているのは、メールだけです。
2020年9月3日~
サーバー利用料金:月額約1800円(年額一括払いの場合)
契約容量:50G

まれにしか起きないことのために、高価なサーバーに乗り換えるのを不思議に思うかもしれません。確かに通常の状況だけを考えれば、実際問題、2000円のサーバーでも、1000円のサーバーでも、200円のサーバーでも、さらには100円や90円のサーバーでも大差はありません。2000円を払うのは、いざという時のための備えです。

いつまでもメール送信中になっていては、次の作業ができません。誰か本学院に関心を持った人が本学院のサイトにアクセスしてきても、画面が真っ白だったら、どこかに行ってしまうでしょう。そういうことが万が一にも起きた時、ページをリロードして、30秒ぐらい待ってくれることを期待しても、無理です。

私がインターネットに初めてアクセスした時は、30秒以内に表示されれば優秀で、ともすると、2分ぐらい待っていたものですが、それはすでに大昔の話です。今時は4秒待つ人ですら珍しくなってきました。

時代の変遷により、ホームページがあればよい、表示されればよいと言う時代から、メールの送受信も自分のサイトで行い、サイトは可能な限り高速で表示されなくてはいけない、また、極限まで安定して動作しなくてはいけないと言うように要求されることが変わってきました。今回は、それに伴うサーバーの移転です。

これからも時代の変化をしっかり見据えて、対応していきたいと思います。